今になって

aimatigusa2007-07-22

昔昭和18年頃、長崎の小学校にいた頃、戦争中で、食料もだんだん、乏しくなり
百姓さんの、家に学校から、農家のお手伝いに行く様になり、山には、ふき、どんぐり、
を取りに行き、子供でしたので、兵隊さんに、送るとか記憶にあります、
その様な、食料事情が悪い時に、お婆さんが、孫の私にと思い、丁度冬でした、昔のお婆さんは、今と違って、汚いお婆さんでした、懐の中に家で、蒸した饅頭を、入れて、冷めない為に、懐に入れて、持つて来てくれましたが、長い時間抑えていた為に、私の手に渡った、
時は、型が崩れて、ぺったんの饅頭でした、其れを、いらないといって、付き返してしまいました。何年か、経って今、温い饅頭を孫にと思い、懐に入れて、持ってきてくれた、お婆ちゃん、子を持つ親になって、其の時のお婆さん、気持悲しかった事だろうと、思う気持
子持つ親になり、其の時のことを、思うと、無き今となつては、何十年経っても、忘れる事は、出来ない、墓参りをして、自分で自分を一時的に納得しているだけ。